かけがえのない日々

あむがいなくなって 8週間
我が家は くぅちゃん、大ちゃんとの生活になりました

それでもやっぱり、前と同じように
「あむちゃんから順番ね」の口癖は変わらず。

ごはんもおやつも、あむに供えてから
そのあと くぅちゃんと大ちゃんの番。
散歩も 小さなカプセルのあむと一緒に行く。

そうやって日々の生活は過ぎていくけどね
それでも ふと あのまなざし
あのぬくもりとやわらかな手触りを思い出す

優しくて 気が小さくて 甘えんぼ
いつも一番 私に寄り添ってくれてた
私の話を小首をかしげて よく聞いてくれた
私を見つめる視線をいつも感じていたよ

いつも 何度でも

横になると きまって腕の中に入ってきた

台所に立つ私の後ろ姿を
ずっとおとなしく見守っていた

廊下の向こう、遠くの洗面所からずっと視線を送り
呼び戻すと飛んで走ってきた

まだ 家のあちこちに面影が残る

いつも あむのいたベッドや
私が寝る時の頭の横や体の前
あむの指定席だった場所は ずっと空っぽ
だから そこには
あむが いるかのように白い犬の人形が・・
くぅちゃんも大ちゃんも
そこは あむの場所だと思っているのかな
いつか帰ってくると思っているのかな
やっぱり大黒柱だったのかもしれない

一見 いまだにマルが3匹の不思議な生活

くぅちゃん、大ちゃん! と呼ぶつもりが
つい、あむちゃん、くぅちゃん! と呼んでしまう

そばにいてくれるのが当たり前のように
過ごしてきた12年7カ月
かけがえのない宝物だったんだ

毎日毎日、小さな幸せを
数えきれないくらい私にくれた

あんなにあっさりと
分かれも告げずに逝ってしまったけど
あむ、君の犬生は幸せだった?
私はいっぱい幸せをもらっていたけど
どれだけ君の犬生を豊かにしてあげられたか
まったくもって自信がない

でも
あむも くぅも 大も
大切な3つの宝物

残った2つのお宝を大事にしていかなくては


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