★になった あの子

また忘れられない時刻がやってくる
この日、この時間は
あむのぬいぐるみを胸に抱いていようと思う
あの日あの時 あむから離れてしまったから
単に自分への戒めで
看取りたかったのは自己満足でしかないけど

たかが 犬畜生のことだと思う人もいる
でも 自分にとってはわが子のような
親友のような存在だったんだ

二度とあのかわいい顔を見られなくなったけど
七夕の日、あむの遺した分身が
わが家にたくさん集まってくれる
星になった あむにお別れをするために

きっと年に一度会えるひこ星のように
あむも降りてきてくれるんだろう
あむの遺伝子を持つ子どもたちに会いに・・・
みんなの無事を確かめに・・・

もうすぐあむの最期の時間
本当は こうして胸に抱いて逝かせてあげたかった
最後に あむの目に映るのは自分でありたかった
きっと あむは離れていても
心の目で私を見てくれていたんだろう

なるべく考えないようにしようと思うけど まだ後悔は続く
母のときも1年以上はダメだった
あむを迎えたおかげで立ち直れたんだよ
楽しかったよね あむ
あむと暮らせて幸せだったよ
ありがとうね
もう あむとの楽しかった日々だけを思い出すことにしたいけど
まだちょっと・・・もう少し時間かかるかな?


7月7日
みんなにちゃんとお別れしに来てね
待ってるよ あむ





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