お散歩は上を向いて歩こう
大ちゃんがいなくなって もうすぐ3週間
突然の別れだったので、お葬式が済んでも実感がなく、日が経つにつれて大ちゃんがいないことに ひとつずつ気がついていく
眠っているくぅの、死んでいるんじゃないかと思うくらい静かな寝姿を見ていると、やっぱり大ちゃんは破裂しそうなくらいの心臓を抱えていたんだなと改めて思う眠っていても 大丈夫なのか?と心配になるくらい胸の鼓動が大きかった
咳もだんだん増え、たくさんの薬を飲んでいても ちょっとしたことで一度咳き込むと止まらなくなっていたね
夜中になると大ちゃんのケージのあった辺りをさんざん探し、しまいには あっちこっちの部屋の隅々まで探し回る
大ちゃんがいなくなって初めての散歩では、今までしたことなかったのに 数歩歩いては振り返り、また何歩か歩いては振り返り、をずっと繰り返した
なぜかといえば、前の大ちゃんはくぅと先頭を争うように歩いていたのに、最後のころは くぅさんについていけなかったから
元気なころは想像できなかったけど くぅの後ろをついてきて、私はゆっくりの大ちゃんに合わせて歩いていた
最近はお天気も良く絶好のおさんぽ日和
今でも くぅは散歩中何度か振り返り、大ちゃんの姿を探している
そして私は いつも大と歩いていたときのように「上を向いて歩こう」を口ずさんでしまう
♪悲しみは星の影に~で涙がこぼれそうになり また ♪上を向いて歩こう~涙がこぼれないように~空を見上げて、大ちゃんが青い空の雲の上を全力疾走している姿をおもう
そして くぅが振り返るときはきっと、大ちゃんがくぅの後ろを歩いているんだろう


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